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外科手術の目的


◆外科手術の目的
引用↓
http://ganjoho.jp/child/cancer/neuroblastoma/print.html
c 2015 国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター


手術はその目的から、大きく2つに分けられます。
1つは、神経芽腫の確定診断とその悪性度判定のために、腫瘍の一部を切除して調べる(生検)手術です。
もう1つは腫瘍を肉眼的に全部切除する(腫瘍全摘出)手術です。


開腹あるいは開胸腫瘍摘出
腹壁や胸壁を大きく切開して広げ、術野を目で見ながら腫瘍を摘出する手術のことです。
神経芽腫は副腎に最も多く発生しますが、その他、腹部、胸部の脊椎周囲の交感神経節にも発生します。
小児の神経芽腫では腫瘍全部を切除するときに最も多く用いられる方法で、特に抗がん剤治療後の2回目の手術で腫瘍周囲のリンパ節などを一緒に切除するときには、必ずこの方法が用いられます。


経後腹膜的腫瘍摘出
側腹部または背部から腹壁を切開して、腫瘍にアプローチして摘出する方法です。
副腎に発生した早期の神経芽腫で、周囲臓器や血管などの巻き込みがなく、腫瘍が比較的容易に摘出可能と考えられるときに用いられます。
開腹手術に比べて、術後に癒着(ゆちゃく)性腸閉塞の合併症を起こしにくいという利点があります。
大血管周囲のリンパ節などを一緒に切除しなければいけないときは適用されません。


腹腔鏡下または胸腔鏡下腫瘍摘出
腫瘍による腹部、胸部の大血管の巻き込みがなく、周囲臓器への浸潤もない早期の神経芽腫に用いられる方法です。
内視鏡処置用の鉗子を挿入するために、1cm程度の穴(孔)を3~4ヵ所空けて、その小さな穴を通して手術を行う方法です。
患者さんに対して負担が少なく、手術の跡も目立たない点で優れていますが、小児の場合には操作空間が狭いことや、小児に適した小さな器具が少ないため、手技には熟練が必要です。
また、鉗子挿入孔付近の皮下への転移の危険性も報告されています。
この手術法は、腫瘍の一部だけをとって調べる生検などにも用いられます。
しかし、胸部の神経芽腫に対しては、保険の適応となっていませんので、実施については担当医と十分相談してください。


乳児(1歳未満児)神経芽腫の外科治療
尿中VMA・HVA検査から神経芽腫がみつかってきたお子さんには、転移のない早期症例が多く、腫瘍自体の悪性度も高くない症例が大部分を占めています。
そのような症例に対する治療の主体は、腫瘍に対する外科的全摘出となります。
摘出した腫瘍自体の悪性度(MYCN遺伝子増幅の有無など)が高くなければ手術後に抗がん剤治療や放射線治療を追加する必要はありません。
脊髄圧迫症状や肝臓への浸潤に続いて起こる呼吸障害などがある場合には抗がん剤治療を行います
尿検査結果から発見された一部の腫瘍に対しては、手術や抗がん剤治療も行わず、自然に小さくなっていくこと(自然退縮)を期待して経過観察のみを行う場合もあります。
担当医からの十分な説明と親の理解、専門医による注意深い観察が必要です。


1歳未満症例においては、腫瘍を全摘出しても全摘出できなくても、治療結果にはほとんど差がなく、ともに非常に良好であることがわかっています。
乳児では、手術で腫瘍を全部摘出できない場合でも、腫瘍の悪性度が低いことが多く、軽い抗がん剤治療のみで2回目の手術なしに完治することが多くあります。
そのため、初回の手術は決して無理をせず、臓器温存に努めることが重要であり、術後の合併症(腸管運動麻痺、腎の萎縮、難治性腹水など)をできるだけ回避することがお子さんの将来のクオリティ・オブ・ライフ(QOL:生活の質)を損なわないことにつながります。

いずれの場合でも生検を行い、腫瘍の悪性度を判定することが必要です。
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