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放射線治療:陽子線照射の先生にお話しを聞きに行ってきた。

娘の場合は、腫瘍の縮小形状によっては、
放射線治療の際に、X線治療にするか陽子線治療にするか医師による選択がなされる事になりました。
縮小した腫瘤の形によっては、陽子線での治療がよいでしょうと判断されましたので、
先日、つくばにある陽子線センターの先生にお話しを聞きに行ってきました。
(セカンドオピニオンとして紹介状を書いてもらって、仮退院して。)

7月後半あたりの放射線治療の予定ですが、
小児の陽子線を受け入れてくれる病院が全国的に不足しているため
今の段階から予約する事になりました。

ここでX線照射と陽子線照射の違いを説明します。

◆照射方法について

X線照射とは
皮膚の表面近くで放射線のエネルギーが最大になり、
体の奥へ進むほど線量が減少するという性質を持っている

陽子線とは
体の中のある深さにおいて急激に線量が増加するので、
がん病巣に高い放射線量を集中させることができ、正常組織への影響が少ないと言われています。


◆副作用について

X線照射も陽子線照射も同一の副作用と後遺症が考えられます。
放射線が被ばくするエリアが広いか狭いかの違いです。

・(急性期)の副作用
悪心、嘔吐、下痢、口の渇き、涙の減少、脱毛、肝障害
耳下腺炎:耳の下の一過性の疼痛と腫脹 鎮痛剤で様子を見る。

・晩期の副作用
間質性肺炎、白内障、ホルモン障害、成長障害、不妊障害、腎障害二次発がん


◆その他先生から教えてもらった副作用
例えば片方の腰あたりを照射したとしたら
照射したほうは極端に筋肉の発達も遅れるので、親が見ればすぐにわかる程度の
左右バランスの崩れた筋肉の付き方になって成長していくことになる。

また、骨に対して照射した場合、例えば背骨3本分に照射した場合は、
その骨の成長は途中で止まってしまい、他の骨にくらべたら小さな背骨になるらしいが
その分、軟骨部分が広くのびて成長する事があるという。

全身放射線照射を実施した場合は、
全身の骨に対しても被ばくしますので、低身長になる患児が極めて多いそうです。


◆治療期間について
通常は2か月くらいが平均治療期間だそうですが、
我が子の場合は、4週間程度で問題ないだろうと診断されました。

また基本的にお盆休みやGWなども関係なく、平日は照射するスケジュールで稼働するそうです。
つくばの陽子線センターで4週間原発部位に陽子線照射してから、神奈川の病院へもどって、
今度は全身放射線照射を実施する予定です。


◆入院か通院か
つくばの病院で放射線を受けるのは平日に、一日5分間機械で照射するだけです。
しかし、小児によっては、重篤な病気があったりじっとしていられない場合は、
鎮静剤をつかって、眠らせて照射しますので、そのような患児は通院ではなく、
入院
をしてもらいますとのことです。


◆通院の場合は親子でどこにすめばいいの?
キッズハウスというサービス施設が周辺にありまして、そこに1泊1500円で滞在できます。
生活に必要な物はすべてそろっていますので、そこまで経済的にも負担になる事はすくないので、
非常に助かります。


◆通院期間中のカテーテルの消毒や、ヘパロックは?
基本的には両親がすべてやってあげることが望ましいですが、通院期間中には小児科へ受信してもらって、
血液検査なども定期的に実施しますので、その際に看護師さんへお願いしても
やってくれるらしいので実際は、親がやらなくてもよかったりするそうです。


◆入院費および治療費について
大人の場合は保険を利用しても79万円の費用が自己負担で発生するが、小児の場合は、
小児慢性特定疾患の申請をすればその79万円も全額国が負担してくれます。が、
この制度は一つの病院でしか適用されないので、転院した手続きが別途必要になるそうです。
詳しくはその時期になったらいろいろ聞いてみます。

そして入院した場合の費用は食事代だけが請求されますから1万円程度です。


◆小児に対して照射する様々な工夫があった
小児は基本的にじっとしていられない。
放射線照射は一日5分を毎日実施します。その5分間の間に動かずにいられるように、
天井部のIpadなどを設置して好きなアニメなどの映像を流すなど、
様々な工夫をこらして、照射するという。

そしていきなり本番をやるのではなく、
予行練習も数回おこなって、きちんと慣れたと確認されたら実際の
放射線照射を開始することも説明された。

とても、患児のメンタルケアにも気を配っている素晴らしい施設だと感じた。


◆残存腫瘍がなくなっても放射線照射をやる理由
もし、7月末までに残存腫瘍が完全になくなったとしても、
今の医学では、いったん良性化したがん細胞に見えても実際は、悪性癌が身を潜めている場合もあり、
細胞一つ一つまで検査する技術がないのが現状で、それがゆえに、
初めに原発があった部分には腫瘍が消えていたとしても
放射線を照射することで、再発を防ぐことを目的としていると説明されました。

再発してしまったら、抗がん剤治療の効き目が極めて悪くなり、
寛解の可能性が極端に落ちてしまうから再発だけは防がなければならないのが



です。


初発のがん治療はみんな治って帰っていく子が割と多いけども、
ステージが高いほど、再発する子は増えていき、再発したらほとんどが命を落とします。

とても厄介ですね。


◆治療期間中は私は自宅でお留守番
私は仕事がありますので、娘と妻でつくばのキッズハウスに泊まり込みで、
陽子線治療を受ける予定です。

久しぶりの一人暮らしになるので、
残業を多めにしたり、飲みにいって帰ってきたりします。

でも、遠隔治療は毎日欠かさずやります。


タイミングもよく、つくばの病院が予約できてほんとによかったです。
タイミングが合わないと、静岡の病院へ陽子線を受けにいくか、
やむなくX線で治療することになったりします。

さ、あと半年で退院できる予定だから気を引き締めて頑張ろう!!
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