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抹消血幹細胞採取を実施し、娘は生命力にあふれていると主治医に言われました。

抹消血とは、血液の事です。
幹細胞とは、細胞の親玉です。
採取とは、取り出すことです。

◆幹細胞の取り出し方
通常は、血液には、非常に少ない数の造血栓幹細胞(血液をつくる親玉の細胞)があります。
普段は、骨髄(骨の中)に大量の幹細胞がありますので、それを採取する為には、
骨から血液へ幹細胞が移動する薬を投与します。

そうすることで、骨の中にいた幹細胞が血液中に出てきてくれて
血液を採取するだけで、幹細胞が沢山採取できるという仕組みです。


◆そもそもなんで取り出すの?

この血液の親玉を事前に取り出しておいて、
将来行う、大量化学療法に使用する為です。
幹細胞は超冷凍保存しておく為に、採取しました。

大量化学療法とは、通常ではありえないほどの量の抗がん剤を投与します。
すると正常な血液細胞がすべて死滅します。
一旦、正常細胞と癌細胞の双方を死滅させた状態で、
予め採取しておいた、造血栓幹細胞を注入することで、
人間の自然治癒力で、再び血液がつくられるようになるという療法です。

この療法を実施する為に、予め血液の幹細胞を採取する必要があるのです。


◆大量化学療法は移植の事です。
移植には、骨髄移植、抹消血幹細胞移植、臍帯血移植と3種類があり、
それぞれに細かくメリットデメリットがあります。

この記事ではあえて記載しませんが、
娘がトライするのは、抹消血幹細胞移植の中の自家移植に該当しますので、
移植によって起こす拒否反応や今後の生活にずっと支障をきたす合併症などの、リスクはほぼありませんが、
癌の再発が高い傾向にあります。

移植手術は博打のようなものです。

リスクの高い移植を実施すれば、その時点で適合せずに死に至ったり、重度の障害が高確率で発生するが、
癌の再発をしなくなるケースが多いです。
反対に、リスクの低い移植を実施すれば、適合し、合併症も発生しずらいが、
癌の再発が高くなるケースが多いです。



娘の場合は、標準治療にそった形で、実施してもらう予定です。



◆採取するのに5時間かかった。

この採取ですが、小児にとっては非常に曲者なんです。

・じっとして動いてはいけない。
・大掛かりな機械使用するので、個室に移動することになる。
・親も先生も看護師も、みんな一緒に個室にいるので、リラックスできない。
・子供がじっとしていられない場合は、鎮静剤を投与して、眠らせる。
・一日中寝てしまって、夕方起きた時には、子供は酔っ払いみたいになってふらふら。
・こんな大変な採取をやっても、満足に幹細胞がとれないで、数回トライする患児が多い。


当院でも、1日で終わらない患児が多いです。

お子さんをお持ちの親御様はわかると思いますが、
こんな大変なことを一日かけてやったのに、満足な幹細胞がとれなくて、
2回も3回もやらせられるのは本当に大変なのです。


私は、娘の採取の日も仕事で、妻に立ち会ってもらう事にしてましたが、
一日で終わるように仕事中ずっと願ってました。


◆どうして幹細胞が1回で採取できないの?

これについては、ちゃんとした答えはわかりませんが、
こんな研究をネットで見つけました。

骨の中にある骨細胞が造血幹細胞をコントロール
https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id40.html

岡山大学の研究結果ですが、
骨の中の骨髄から、造血栓幹細胞を血液中に動員するには、
骨細胞が正常になっていないと、満足に動員しないという研究結果がありました。

骨細胞が正常なマウスと、骨細胞を除去したマウスに
誘導薬を投与した結果。

骨細胞を除去したマウスは、造血栓幹細胞の動員が難しかったそうです。



こんな記事をみて
素人なりに私がおもったのは、抗がん剤治療だけで、腫瘍やリンパ節、骨髄、骨への癌細胞を
すべて綺麗に消失できる例は非常に稀なので、骨に癌細胞が残っていたら、
抹消血幹細胞がうまく動員できないのではないか?というものです。

これは、私の個人的な予想ですので、
あんまりあてになりませんね。


◆夕方になり、採取完了の報告がLINEに入る。

仕事が終わるころ、採取が終わったと妻からLINEが入りました。
聞けば、なんと娘は一度も鎮静剤を使用せずに、5時間ずっとじっとしていたらしいです。

もちろん、DVDやユーチューブなどの動画をみせていたので、
妻は急遽1GBのパケットを購入し、スマホでアンパンマンの動画を娘に見せていたそうです。

そして、夜はパクパクご飯をたべて、
いつもの時間に寝かしつけする事ができました。

あとは、ちゃんと幹細胞がとれているかの結果を待つばかりです。



◆幹細胞が通常の6倍ほど採取でき、主治医からうれしい一言。

採取の日から1週間後に先生に結果をきいたら、
「通常の6倍くらいの幹細胞がとれていました。
 本当に○○ちゃんは、生命力に溢れていますね!」


このような事をあまり言っていただけない先生だったので、
なんだか私も凄くうれしくなりました。

癌が治ったような気がして、再発はもうしないといわれたように錯覚して、
目頭が熱くなりました。

というわけで、娘は無事に抹消血幹細胞採取を一発で終わらせました。
十分すぎる幹細胞をとったので、大量化学療法のときも安定して治療が出来るとおもっています。
少ない量を戻すより、多く戻したほうがいいですからね。


本日は、骨の検査をしていますので、
週末には、その結果がでます。

全身放射線照射を実施するかどうかの瀬戸際です。
というか、私はすでに骨からも癌は消えていると完全信頼しています。

今日の記事はこのへんで。
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