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神経芽腫の治療経過をリアルタイムに更新(奇跡の生還)-2

12/11 管理人コメント

いよいよ。4回目のMRI検査になりました。
今回の結果も、初めから振り返って記載していきます。

主治医の先生が治療開始時に言っていた
「10cm X 5Cmもの大きなSIZEの腫瘍がありますので、これについては、消えてなくなる事はまずありえないと思っておいてください。ほとんどの場合は、外科手術で摘出する事になると思います。」
と言う言葉ですが、

なんと、
3クール目終了時点から、
「今の時点では、摘出手術の必要がないほど縮小してますので、外科手術は行わない方向性で治療を検討していきます。」
と意見を変えてもらえました!



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◆病理診断(発症時)
名称:低分化型 神経芽腫
病期:stage4(骨転移、骨髄転移、リンパ節転移)
腫瘍:原発 右副腎 10cm x 5cm
転移 心臓裏 5cm x 3cm
転移 鎖骨下 5cm x 3cm
増幅:MYCN増幅あり 55コピー
染色:88本前後 2倍体
5年生存率:10~20%以下


●検査日:9月28日時点 治療前---------------------------------------------------------------------------
・原発腫瘍:副腎 10cm x 5cm
・転移腫瘍:心臓裏 5cm x 3cm
・転移腫瘍:鎖骨下 5cm x 3cm
・胸水量:臓器の隙間を埋め尽くすほど確認
・体重:14.95kg
・見目:おなかだけ物凄く膨らんで、腕や背中お尻や手足ががりがりに痩せて栄養失調の子供みたい

〇1クール突入(薬:想定される副作用)
・エンドキサン:出血性膀胱炎 腎障害 心筋障害
・トポテカン:吐気 下痢 間質性肺炎
・全体副作用:脱毛 骨髄抑制 吐気 嘔吐


●検査日:10月23日時点 1クール終了時--------------------------------------------------------------------------
・原発腫瘍:副腎 7cm x 3cm
・転移腫瘍:心臓裏 2cm x 1cm ※撮影箇所は胸部メインである為に、SIZEが大まか
・転移腫瘍:鎖骨下 2cm x 1cm ※撮影箇所は胸部メインである為に、SIZEが大まか
・胸水量:臓器の隙間に、胸水をわずかに残す程度まで改善
・体重:12.5kg
・見目:復位が4センチ縮み、体全体に脂肪が付いて、一見少しおなかが出ている子供みたいになった。
コメント:MRIで著名な腫瘍縮小を認め、NSE 780 → 48.3 に低下し、化学療法への反応は良好と考えられました。

〇2クール突入(薬:想定される副作用)
1クール目と同じ内容


●検査日:11月13日時点 2クール終了時---------------------------------------------------------------------------
・原発腫瘍:後腹膜 2cm x 1cm
・転移腫瘍:心臓裏 消失
・転移腫瘍:鎖骨下 消失
・胸水量:消失
・体重:13.5kg
・見目:少しだけ顔がむくんでいる治療の影響ではなく、塩分の取りすぎかもしれない。
その他、ごく普通の幼児のような健康的な外見となった。
コメント:NSE 38.8
MRIでは原発を副腎から後腹膜へと同定。腫瘍はさらに縮小し最大のものでも2cm程度となっています。
腫瘍が縮小したことで右副腎が同定できるようになったことから、原発は右副腎ではなく、交感神経節と考えられます。

MIBGシンチでも後腹膜腫瘍への集積の範囲が縮小し、集積の程度も軽減しています。
左鎖骨上リンパ節への集積は、消滅しました。骨、骨髄への多発する集積も大部分は消失しましたが、左右の大腿骨と、左眼窩の外縁への集積は残存しています。

〇3クール突入(薬:想定される副作用)
・エンドキサン:出血性膀胱炎 腎障害 心筋障害
・オンコビン:便秘 麻痺性イレウス 抹消神経障害 低ナトリウム血症
・ピノルビン:不整脈 心毒性(蓄積性)
・シスプラチン:腎障害 尿細管障害 聴力障害
・全体副作用:脱毛 骨髄抑制 吐気 嘔吐
ピノルビンは一生涯の投与履歴を背負う事になり、3割りは心機能障害発生リスクあり
シスプラチンの聴力障害は高音域が聞こえない障害が一生涯残る可能性が非常に高い

以降は、定期MRI検査のたびに更新する予定
画像は右から古いものとなっています。
左の画像が最新MRIとシンチ画像です。
1.jpg
2.jpg

●検査日:12月08日時点 3クール終了時---------------------------------------------------------------------------
・原発腫瘍:後腹膜 認識できず
・転移腫瘍:心臓裏 消失
・転移腫瘍:鎖骨下 消失
・胸水量:消失
・腹水量:消失
・体重:未計測kg
・見目:髪の毛がないだけで、いたって健康に走り回るほどに回復。

コメント:
腹腔動脈分岐レベルから、大動脈分岐部の下大静脈・大動脈周囲、両側腎門部、肝門部、
両側横隔膜脚背側に認められた腫瘍は更に縮小し、T2強調画像や拡散強調画像での信号強度は低下している。

右副腎部の腫瘍も同様に縮小し、右副腎の大部分が正常構造として認識される。
両側縦隔リンパ節や腸間膜リンパ節の腫大も更に縮小し、認識困難となった。
胸水および腹水貯留は消失した。
椎体や骨盤骨の信号異常は、不明瞭化した。

新たな腫瘍の出現はない。
後腹膜腫瘍は更に縮小。


〇4クール突入(薬:想定される副作用)
3クール目と同じ

残るガン細胞は、【微量の骨髄残存】と【微量の交感神経節の腫瘍】のみとなった。

MRI全面

MRI上下
左が12/08 右が11/13の画像
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